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間一髪

今日、仕事が終わってたまプラーザの駅に向かって歩いていたら
男の子が左右をまるで確認せずに、大通りを走り抜けました。

私はそれを50メートル位手前で見ていたのですが
向こう側から車が走ってくるのが見えました。

瞬間的に「まずい!」と思いました。
轢かれてしまう

だめだめだめ!!
その瞬間はよく覚えていませんが
立ち尽くしてしまったような気がします。

すると車からは(物陰から男の子は飛び出したので)
絶対に男の子は見えていないのに、何故かスピードが遅くなり
男の子は無事に通りを渡り終え
何事もなかったように車が通過しました。

よかった~!(ToT)
私はそのまま座り込みそうでした。

よろよろとその子に近づいて
「ねえ僕、今ね、すごく危なかったんだよ。
車の通るのをよく確認してから渡ってね。
あと2・3秒で轢かれちゃうところだったんだよ。
おばちゃんはね、今すごく怖かったよ。」
と言うと
わかった、という顔をしてうなずいて
でもどこかにいるらしい友達を探しているらしく
きょろきょろ、ふらふらと歩いて行ってしまいました。

小学校1年生くらいでしょうか・・。

周りに保護者らしき人もいませんでした。

無事で本当に良かったです。
でもあの瞬間守ってくれたのは
あの男の子についている神様だったのだろうなあ・・と思いました。

人が、子供が、無事に大きくなるまでに
一体何百回、こんな危険なシチュエーションに遭遇するのでしょう。
大人になってからも入れたら、一体何千回、危ない目から
回避できていることでしょう。

もしもあと2.3秒タイミングがずれていたら
私は大変な惨事を目撃してしまうところでした。

あの男の子が、知らないおばちゃんに注意されたことを忘れないで
明日からはちゃんと道路を確認して
渡ってくれたらいいなあと本当に思います。
by tukurokka | 2009-10-21 00:06