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パリノルール

こんな切り口のガイドブックがあったんだ・・とびっくりするような
面白い本を貸していただきました。
「パリのルール」
パリに行っても行かなくても、読み物としてすごく面白い本だと思います。
わたしの借していただいた本は2000年に発行された
NO1のほうで、NO2が5年くらい前に出版されているとのこと
早速AMAZONで調べ、お急ぎ便でお取り寄せして
明日には届くはずなので、今から
とっても待ち遠しいです。

ちなみにどんなことが書いてあるかというと・・

#01
空港についたらすること①
とにかく地図を買う

「フランスに着いたら空港内のブックショップで
ポケットサイズの地図帳をまず買おう。
小さいけれどパリの全ての道が一本残らず収録されていて
初心者でもこれさえあればどこへでも「確実に」行けてしまうという
アリガターイ一冊。いろんなものがあるけれど大体全部1000円前後。
この一冊でライブなパリを味わえるか、ただの観光旅行で終わるか
のけっこう大きな分かれ目になったりするので、ここはケチらずに。」

なんて書いてあり、それから色々な地図の紹介が載っています。

フランス人は機嫌の悪いひともたまにいるけど気にしなくていいとか
個人主義の国なので、皆が「俺流」だとか
なるほど!とおもうことがいっぱい書いてあります。

特にわたしが気に入ったのは
バスに乗ったら・・のところで

「パリに来たらバスに乗らない手はない。
きれいな街並みを眺めながら、一軒一軒通り過ぎる店の中をのぞき見する。
客とバカ笑いしているビストロのおやじがいると思えば
隣の店ではむずかしい顔をしてパリジェンヌがパソコンに向かい
そのまた隣ではカフェのギャルソンが暇そうにテーブルを片づけている。
まるで1コマずつのオムニバス映画を観るようだ」


「フランスのラブリーなところなのだが
例えば信号待ちをしているときに
「ジュ・プー・デサンドル・イシ↑?(ここで降りてもいい?)」と聴いて
運転手さんがいいとおもえばドアをあけて下ろしてくれる。
乗り損ねた時も「乗せて~!」とアピールすると止まってくれたりする。
実に融通のきく国なのだ。
日本のように「そういう決まりなので」なんて冷たいことは言わない。
なのでお店でもどこでも、日本なら無理かな~・・ずうずうしいかな~~・・とか
思うこともとりあえず言ってみる。
さらにこっちの人が無理でも別の人にも言ってみる。
勿論それでも駄目なこともあるけれど、言う自由は尊重してくれるので
ダメもとで言ってみよう。
相手の機嫌とあなたの魅力次第では、ときとして
「エッ・いいの?」とこっちが心配になるくらいの
特別待遇を受けられることもある。」

というところ。
これは面白そうというか最高というか
わたしがフランス人なら頻繁に
「運転手さん、お願いします!ここで止めて~!時間がないから
ダッシュで走る!会社遅れちゃう!お願いします~~」とか
運転手さんにお願いしている気がします。

それと、言ってなんぼの国っていうことがいいです。
機嫌がよかったら、叶えてくれるけれど
機嫌がわるいと駄目っていうのも面白いな~~ヽ(^。^)ノ
猫のしっぽを踏んじゃ駄目ってことなんだな・・たぶん。。。

もうちょっと大人になってほしい・・とおもうような
情緒不安定なる態度を取ってしまう人も沢山いるらしいし
切符の窓口にいるマドモアゼルは機嫌が悪くで
もたもたするとイラッとしているとか
それがパリの風物詩なんて知らないことばかり

案内本でもこんな本が書けるなんて
文才のある人は違うなあとつくづく思います。
「俺流」「あたし流」の国なんて
ほんとに何から何まで面白そうで・・
絶対的に滞在時間が足りないだろうなあ・・。。
by Tukurokka | 2011-11-05 23:12