くりくり12号
くりくり12号が発売されました。
今回のわたしの担当は「電子工学の手芸」をお願いできませんか・・とのこと
オーダーをいただいた時は正直「私の脳みそが理系ではないということ
どうやってお伝えすればいいのだろう~~・・」と全身汗だくになる思いでした。
でも、みたことも聞いたこともない「テクノ手芸」
やってみなくちゃ、できるかどうかはわからないし・・・
好奇心は抑えることができず、おそるおそる書籍売り場に・・。
そして、電子工学の基礎の漫画を買ったり
大人の科学 という付録つきの本を買ったり
最初はこの聞いたことも見たこともない、電子回路を見て
焦らなくなることが初めの第一歩でした。
さて、いざその世界をのぞいてみると
たしかにおもしろいけれど私に基本的な電子工学の基礎がなかったため
やはりそこに立ちはだかる大きな壁・・。
当初、巻尺のボタンを押すと目が光るなどといった
簡単なもので良いと提案されていたのですが
つくってみたら全然私のなかでぴんとこなかったのです。
奇をてらっただけのオモチャのようなものになってしまうことだけは嫌で
この電子工学の手芸でわたしが作れるものはどんなものだろうと
ずっと考え続けていました。
もともと私は白熱灯の灯りが大好きで灯りを作り始めたところがありますが
今回使うのはLEDです。
LEDは光が直線に進みますが、ぼんやりと柔らかい光で周りを優しく包み込む白熱灯とは違い
ある意味で私のイメージを打ち破る光線にもなってしまうのです。
この材料で本当にできるのだろうか
たとえば電球にスモークを塗ってしまおうか・・でもそうしたら見た目が美しくない・・
それじゃあどうしたらいいんだろう、このイメージ破りの光線め!
ふと思ったのは、それじゃあこの光線を光線のまま生かせばいいのかも・・ということでした。
つまり朝露の輝きとか、煌く星の輝き、そういう私の好きなものは難しくても
この光線に合ったものを作ってみればいいのかも・・と思い
光線と言えばウルトラマンではありませんが、私はカメラのフラッシュが瞬間的に浮かんだので
それを作ってみようと思いました。
またこの光線も、周りに空間をつくり囲ってしまえば
優しい光になるはずだと考え、家をかたちで作り、ぼんやりとあたたかい灯りがともるように
使えないかと考えました。
そしてお家とカメラということに決めて、制作するものも変えていただいたのですが
本当にない頭を使うというのはもう死ぬほど大変なことで・・
でもおかげさまで
ペキン原人が初めて火を使って、塩と胡椒を使って味をつけて肉を焼いた位の
脳の進化をしたような気がします・・
そして一度やってしまうと、このやったことのないことに挑戦する
ワクワク感になんだかちょっとヤミツキになりかかっている気がします。。
次はどんな新しいことに挑戦してみようかな?
今度はペキン原人、デザートに焼きプリンでも作る・・???
そんなことばかり最近は考えています。
今回のわたしの担当は「電子工学の手芸」をお願いできませんか・・とのこと
オーダーをいただいた時は正直「私の脳みそが理系ではないということ
どうやってお伝えすればいいのだろう~~・・」と全身汗だくになる思いでした。
でも、みたことも聞いたこともない「テクノ手芸」
やってみなくちゃ、できるかどうかはわからないし・・・
好奇心は抑えることができず、おそるおそる書籍売り場に・・。
そして、電子工学の基礎の漫画を買ったり
大人の科学 という付録つきの本を買ったり
最初はこの聞いたことも見たこともない、電子回路を見て
焦らなくなることが初めの第一歩でした。
さて、いざその世界をのぞいてみると
たしかにおもしろいけれど私に基本的な電子工学の基礎がなかったため
やはりそこに立ちはだかる大きな壁・・。
当初、巻尺のボタンを押すと目が光るなどといった
簡単なもので良いと提案されていたのですが
つくってみたら全然私のなかでぴんとこなかったのです。
奇をてらっただけのオモチャのようなものになってしまうことだけは嫌で
この電子工学の手芸でわたしが作れるものはどんなものだろうと
ずっと考え続けていました。
もともと私は白熱灯の灯りが大好きで灯りを作り始めたところがありますが
今回使うのはLEDです。
LEDは光が直線に進みますが、ぼんやりと柔らかい光で周りを優しく包み込む白熱灯とは違い
ある意味で私のイメージを打ち破る光線にもなってしまうのです。
この材料で本当にできるのだろうか
たとえば電球にスモークを塗ってしまおうか・・でもそうしたら見た目が美しくない・・
それじゃあどうしたらいいんだろう、このイメージ破りの光線め!
ふと思ったのは、それじゃあこの光線を光線のまま生かせばいいのかも・・ということでした。
つまり朝露の輝きとか、煌く星の輝き、そういう私の好きなものは難しくても
この光線に合ったものを作ってみればいいのかも・・と思い
光線と言えばウルトラマンではありませんが、私はカメラのフラッシュが瞬間的に浮かんだので
それを作ってみようと思いました。
またこの光線も、周りに空間をつくり囲ってしまえば
優しい光になるはずだと考え、家をかたちで作り、ぼんやりとあたたかい灯りがともるように
使えないかと考えました。
そしてお家とカメラということに決めて、制作するものも変えていただいたのですが
本当にない頭を使うというのはもう死ぬほど大変なことで・・
でもおかげさまで
ペキン原人が初めて火を使って、塩と胡椒を使って味をつけて肉を焼いた位の
脳の進化をしたような気がします・・
そして一度やってしまうと、このやったことのないことに挑戦する
ワクワク感になんだかちょっとヤミツキになりかかっている気がします。。
次はどんな新しいことに挑戦してみようかな?
今度はペキン原人、デザートに焼きプリンでも作る・・???
そんなことばかり最近は考えています。
by Tukurokka
| 2013-07-12 11:38