100 Artist Exhibition (in NY #12)

それから私はお店を後にして
Ouchi Gallery に向かいました。

階段を上って行くと途中で
アメリカ人の男性にお会いしました。
「こんにちは」
「こんにちは」
「ぼくはアーティストです。君は?」
「私もアーティストです。よろしく」
そして握手をします。
日本語で言うと気恥ずかしい言葉も
英語で言うのはなんだか簡単です。
お客様として来たのか、作家として見に来たのか
確認するためだったのだろうと思いました。
c0117635_206052.jpg

またドアの近くで違う外国の男性にお会いしました。
この方にも同じ挨拶をすると
「ぼくはカメラマンです。今日は楽しみに見にきたんです」
と言われました。

大きな不思議なドアでした。
一緒に入ったアメリカのアーティストの方が
さすがにレディファーストで
どうぞ と先に入れてくれました。
c0117635_2061615.jpg

中に入ると、すこしお客様がいらしていて
また、海外のアーティストの方もいらしていたので
非常にカタコトながら、自己紹介をしたり
お互いの作品を鑑賞したりしました。
c0117635_2063792.jpg

今回私は何を展示するか、相当悩みました。
一つは灯り、一つは不思議の国のアリス関係の作品 そしてもうひとつは
定番の馬たちです。

c0117635_2072819.jpg

和紙を使った灯りや、海外の方の好みそうな花の灯りの制作も
考えていましたが
12月に締め切りのお仕事が入ったため
時間的にも無理だと思いましたし
何より神保町にいた馬さんが、NYまで行ってきたみたい・・というのは
とっても面白いかも。。(*^。^*)と思いました。
それで、インチ表記の巻尺を必死で探して
海外用・馬の巻尺をつくりました。
c0117635_2081075.jpg

c0117635_2082474.jpg

私は思うのですが
外国の方は、とてもとてもやさしいです。
作品についても、非常にやさしいまなざしで見てくださること
それから可愛い・ファンタスティック 
ユニーク そういう言葉で伝えてくださいましたが
‘とにかく面白い!”とすごく楽しんでくださったことが
何より一番嬉しかったです。

c0117635_2094927.jpg

c0117635_2010888.jpg

c0117635_20105871.jpg

c0117635_2011106.jpg

c0117635_20114256.jpg

c0117635_20122781.jpg

c0117635_20125022.jpg

c0117635_2013574.jpg

c0117635_20245527.jpg

c0117635_20132272.jpg

日本人の方もいらっしゃいましたし
良く似ていて見わけがつきませんが
韓国の方、中国の方、フランス人、イタリア人と
本当に沢山の国の方とお話することができました。

一番難しかったのは相当込み入った質問を受けたときでした。
イタリアの方で
「とっても発想が面白いと思う。あなたはどうやってこの作品を
おもいついたのですか?」
と聞かれたことでした。
私は聞かれている意味はわかるのですが
どうやってそれを英語にして伝えればいいのか
本当に難しいと思いました。

私の母はとうの昔になくなったこと
ある日お裁縫箱の中に
母の使っていた巻尺がはいっていたこと
そこには母の字で名前が書かれていたこと

古くてすこし破けていたけれど
母の字が懐かしくて、どうしても捨てられず
しんみりと引っ張ってはボタンを押してを繰り返していたら
なんだか面白くなってきて
何かのしっぽみたいだと思ったこと
何のしっぽにしようかと思ったら
馬だ!という気がしたから馬にしたこと

それから私は馬一匹で
お裁縫が全部すんじゃえばいいと思ったから
鞍をつくってお裁縫の道具を全部閉じ込めてみたんだと
英語で伝えてみました。

非常に時間がかかりましたが
なんとか意味が通じたようでした。
by tukurokka | 2011-01-16 20:05