LENOX LOVNGE (in NY #24)

それから私たちは、1939年創業、ハーレム最古のジャズクラブ
レノックスラウンジに行きました。
マイルスデイビス・ジョンコルトレーン・ビリーホリデイ達が
よく出演していたことでも有名なお店です。
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この日はその演奏者たちの目の前の席
アリーナで聴かせていただくことになり
どきどきがとまらない私・・。
ところが演奏が始まるやいなや
私は魂ごとすっかりつかみ取られて
身動きひとつ取れなくなってしまいました。

(演奏中は撮影禁止なのですが、無理を言って
ほんとに一瞬を写させていただきました。)
いまでもそれを言葉にすることが
できないような気持ちです。
ドラムスを叩いている女性ドラマーの
繊細で大胆で豊かで激しいリズム
その人は完全に空から降ってくる音を
そのままドラムに転送しているのだと
感じました。
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ギター、キーボード、サックス、ドラム
4人が奏でる4種類の音のハーモニーは
どれもものすごく熱い音で
これ以上はないくらいの生命力と情熱があって
どうなってしまうかといえば
それが見事に調和して
君がいなくちゃできないんだ。という
音楽の真髄、一番素敵なところを出しながら
どんどんどんどんヒートアップしていきます

誰が主役というのでもなくて
誰が欠けてもできない音を、その4人ならではの音を作りだし、
誰がリードするわけでもなくて
皆で音をつかみながらその日の状態に沿って
どんどん最高のものをつくりだしていく
それぞれが自分を磨きこみ、その最強のメンバーが出会い、音をつくると
お互いを刺激し合って、一番いいものが現れてきて
とどまることを知らないくらい上へ上へ
どんどんすごいことになっていく
本当に本当に音楽はすごい!!
想いを隠さないこと、自分の心に嘘をつかないこと
自分の心をごまかさないこと
そういう表現者たちでなければ
絶対にここまではできないんだということが
すごくよくわかって

また熱いものをぶつけなければ
受け手も何も感じることはないということも
私は知った気がします。
こういうことを、音楽やアートの垣根を全部とび越えて
同じ想いを抱く仲間と一緒にできないものだろうか
心からそう思いました。
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by tukurokka | 2011-01-26 22:05