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私の尊敬する医師

考え方の違いで方向が180度変わってゆく身近な例を私は知っています。

神奈川県は石を投げるとコンビニより歯医者に当たる、というほど歯医者が多いそうです。
そこで開業医を始めるとなれば、普通誰でも親切で優しい歯医者になろう、
小さな子供にも怖がられないようにしようと考えると思います。
でもそんなことじゃまだまだ全然愛が足りない!?(≧∇≦)

私がお世話になっている先生は、患者さん一人一人に対して、
しこの人が自分の親だったら、祖父母だったら、兄弟だったら
親友だったら、恋人だったら、奥さんだったら、子供だったらどうするか?と考えて治療してくれます。
当然一ミリも無駄に歯は削りません。最後の最後まで自分の歯を抜かないで使えるようにしてくれます。
値段は勿論安く手術などの処置の後、もしも痛くなったら
24時間電話してもらって大丈夫ですと言って本当に夜中でも診察してくれます。
そして何よりも痛くないように治療し、また不安にならないように何でも教えてくれ
話しかけ、楽しい話をして、安心させながら治療してくださるのです。

最初はそんなボランティアに近いやり方では儲けられないし
食べてゆけるかと悩んだこともあるそうですが先生は御自分の信念を曲げなかったのです。

結果、、真夏の35度の日でも歯医者さんの中は満員で
外まで二十人以上が行列して並んでいます。(先生は見かねて目の前に待合室の部屋を借りました)
お弟子さんや看護婦さん合わせて二十人は、尊敬する先生の姿と
診察の仕方を見ているだけで知らず知らずに身についてしまうのでしょう、
まるで先生のコピーのように、素晴らしい歯医者さんに育たれています。

先生は子供の頃から柔道、そして空手をやってこられたそうでとにかく礼儀正しく
何よりも、何があっても指針がぶれません。
それは、皆のために、、ということ。
私はきっと結果は後からついてくる、と思っていました。

先生はずっと研鑽をつづけ、私が始めてその歯医者に行った十年前は神奈川で一位でしたが
今では日本で一位のインプラントの症例をオペした先生となりました。

いつも先生の姿を見ていて思うのは、仕事の本質は愛なんだな、、ということです。

そして綺麗事ではなく、結果やお金は必ず後からついてくるのだから、
心配はいらないということ。
自分の命を皆のしあわせのために使う人は
最初からお金のことや将来を心配する必要は全くないということです。
先生が世界一になるのも、きっともうすぐだなと思っています。

http://www.kinutasika.com/

(1/17日 FB)
by Tukurokka | 2014-01-25 12:36