2011年 01月 10日 ( 6 )

そして私が着いたのは、古い古いホテル、ペンシルバニア。
グレンミラーバンドが地下でかつて演奏していたというホテルです。

中のロビーは混雑していて、チェックインの列に並んでからも30分以上待ちました。
c0117635_2264914.jpg

こういうのを見ていると、いかに日本のホテルは
仕事が早くてスムーズなんだろう・・と思いました。

そしてここが私の泊ったお部屋1439号室です。
c0117635_2272465.jpg


なんだかとても古いホテルで、時計はレトロで時間が合っていないし
ライトは大きなスタンドと小さなスタンドの二つだけです。
c0117635_2274638.jpg

c0117635_2281542.jpg

でも窓が大きいのと、茶系のインテリアは落ち着きます。
c0117635_2284224.jpg

荷物を置いて写真を撮っていたら、チャーリーから電話がかかってきました。

明日、先輩と一緒に行動する予定だったそうなのですが
先輩がせっかくだからお友達と行っていらっしゃいと言ってくれたから
明日は一日、一緒にNYをまわろうと言ってくれました。

こんなことってあるのかしら・・と思いました。
チャーリーは、明日11時半位に私のホテルまで行くから
お部屋で待っていてね!と言って電話を切りました。
明日から二日は一人ぼっちのはずだったのに
突然こんなに楽しい展開になるなんて・・・!!

それから洋服を着替えて
夕方までの間、私は街に飛び出しました。
[PR]
by tukurokka | 2011-01-10 22:09
空港について外を見ると
晴れていて、雪も根雪が残っているだけでした。

実は私は今回6つも7つも選択肢を用意していました。

まず天候不良や雪のため、JFK(ジョン・エフ・ケネディ)空港に
着かなくて違う空港(リバティ空港・ラガーディア空港)
に着いてしまった場合のホテルへの行き方。
地下鉄利用、バス利用、タクシー利用、その乗り換えの駅。
それから時刻表。

予定通りケネディ空港に着いた場合も
第一希望順に、エアポートバスで行く方法
シャトルバスからロングアイランドレイルロードに乗りマンハッタンへ行く方法
シャトルバスからジャマイカ経由地下鉄で行く方法
スーパーシャトルにいろんな人とシェアで乗る方法
タクシー

とにかくあらゆるシチュエーションを想定して行きました。

ところが、普通に何事もない平和なお天気で
私は第一希望の空港に到着し、あっさりと出口を出てしまいました。
c0117635_17231295.jpg

と・・いうことは
私はエアポートバスに乗り、ペンシルバニア駅に行くのが
第一希望だったので、エアポートバス乗り場へ行きました。

黒人の太った女性がデスクに座っていたので
「エアポートバスに乗りたいんですけれど」と言うと
「あの、ブルーの制服を着てるひとが会社の人だから聞いて」
と言われました。

その男性に聞いてみると(彼も黒人でイヤホンで音楽を聴いていました)
「そこが乗り場だよ」
「そこ?」
「うん」
と言いました。
c0117635_17234015.jpg

それで、そこに立っていたら、やっぱり寒くなってきたので
中のロビーで待つことにしました。
ちょうど同じバスに乗ろうとしていた日本人の男性が
(海外赴任で単身で来ているそうです)
「バスを待っていらっしゃるのですか?」と聞いてくれて
そうですというと、ちょっとスタバでコーヒーを買ってくるので
スーツケースを見ていてください、と頼まれて
待っていると、色々な無料の地図を持ってきてくださいました。

そしてやっぱり英語がペラペラな方だったので
バスの会社の人にあれこれと聞いてくれて
(30分位待ち時間があったので)
彼女もバスに乗りたいんだから、ちゃんと連れて行ってあげてよと
色々と言って下さったようでした。

そして同じバスに無事に乗せてもらって
ほぼ1時間位かかって乗り換えのグランドセントラル駅へ。
この親切な方とは、ここで握手をしてお別れして
一度下車して、寒い中乗り継ぎのバンを待ち
やってきたバンに乗りこみ、無事にペンシルバニア駅に到着したのでした。
c0117635_17241890.jpg

[PR]
by tukurokka | 2011-01-10 17:24
眠っている私の毛布の上に、そっとメモを置いてくれたチャーリーに
我儘を言ってはいけないなぁ・・と思いながら
明日はNYでどうしているのか聞いてみました。
仲間とお昼を食べに行くはずだけれど、一緒に来る?と聞かれ
私はお昼やお茶をNYのお店で
スチュワーデスさんたちに混ぜてもらって
一緒に過ごすのは、すごく楽しそうだなあ!と思いました。

チャーリーは、それでは後で予定が決まったら
私のホテルに電話をするね!と言ってくれました。

本当に素敵な時間がニューヨークで過ごせそうで
私は嬉しくてたまらなくなってしまいました。
c0117635_14121392.jpg


そうこうするうちに
ジョン・エフ・ケネディ空港に近づいて
飛行機は全く揺れもせず、静かに優しく着陸しました。
まるで大きな鳥が私たちを乗せてきて
さあ、ついたよと言って大きな樹にとまらせてくれたみたいでした。
[PR]
by tukurokka | 2011-01-10 14:15
ANAの機内食はとっても美味しくてびっくりしました。
全部残さずいただいてしまいました。(*^。^*)
飲み物はお魚のお料理だったので
白ワインをいただきました。
c0117635_1352722.jpg

一本あけちゃって、すっかりハイになってしまい
にこにこしていたら、若いスチュワーデスさんが
「おかわりはいかがですか?」と言ってくださり
どうしようかな・・と思っていたら
どうぞどうぞと勧められてしまい
2本目を開けてしまいました。
(でも結局三分の一飲んだら、眠ってしまいました)
c0117635_135452.jpg

これからこなす3日間のことを考えている緊張もすっかり溶けて
この飛行機に乗っている間だけは
とにかくリラックスすることができそうでした。
[PR]
by tukurokka | 2011-01-10 01:35
ここですこしだけ、チャーリーのことを御紹介しておきます。

彼女は私の高校の中でも誰よりも
際立って優秀で、綺麗で活動的。たぶん学校中
誰も知らない人はいないひとでした。

私は高校時代、女子高ではスキー部に入り
もうひとつ大学の自主映画のサークルに入っていて
スキーについては全く初めての経験でした。
クラスだけでなくて、スキー部でも一緒だった彼女は
スキーもものすごく上手で、いつでも私に教えてくれました。
いや・・教えてもらったのはそれだけじゃなかったかも・・(*^。^*)
スキーの板についても、お洒落もお化粧も
ディスコもダンパ(ダンスパーティ)も男子校の文化祭も
引っ込み思案だった私をいつでも
笑いながら引っ張ってくれたのは彼女でした。

誰よりも賢く誰よりも聡明な彼女は
私よりずっとずっと大人でしたから
ヘンテコな私を見ていられなかったのでしょう。
18で免許を取って、卒業式は自分の車を運転して
乗りつけてやる!というのを実行した彼女は
本当にため息が出るほど素敵な女の子でした。
(先生はもう、卒業証書をくれたからいまさら注意はできません。
ほんとうに痛快そのものでした)

新しい世界、知らない世界にいくとき
いつでもナビゲートしてくれた彼女に
初めてひとりでNYに行くときにこうして会うこと
やっぱりここで、チャーリーが登場してニコニコ笑っているのを
見ていると、もうどうやら私の人生は、
どうしようとかこうしようという問題じゃなくて
こうなってるんだなあという深い感動と
運命にお任せしようというか、運命が「任せてくれ!ついてこい」
って言っているんだなあとおもいました。


今回彼女がここにいた訳は
実は体を壊し、ここ4年間休職していたというのです。
そしてこれ以上お休みをすると退職になってしまうということで
先月復帰したばかりで、そのためにいま、ほんの一時期だけ
エコノミークラスを担当しているところだったのです。

彼女がANAにいることを知っていても
フライトのスケジュールから、合わせようと思っても
合わせられるものではないでしょうし
さらにもし合わせたとしても、数日先になっていたら
彼女はエコノミーには現れることができなかったでしょう。

私はパントリーに入り浸って
お喋りしてスチュワーデスさんたちの仕事を妨害してばかりいました。(笑)

そして、私を大先輩の大切な御友人と思った
他の若いスチュワーデスさんたちからは
「紅茶のおかわりはいかがですか?」
「ワインはいかがですか?」
とそれはそれは至れりつくせり親切にしていただいて
まるでファーストクラスに乗ってしまったかのような
きもちになるほどでした。
(ありがとうございました。。。)
[PR]
by tukurokka | 2011-01-10 01:06
飛行機の入り口について、まずそこにスチュワーデスさんが立っていました。
搭乗券の番号を見てええと30番の席は右かな・・左かな・・と
見た瞬間、そのスチュワーデスさんが私の名前を呼びながら
肩をつかみました。

えっ。私はまだ(?)悪いことしてないよ!
と思ったら。。。


「・・チ、チャーリー!!?」

なんとそこには
高校時代、とても仲良しだった友達のチャーリーが
スチュワーデスさんとして立っていました。

こういうのは何て言えばいいのでしょう?
20年ぶりか、それ以上かわからないですが
なんですぐにわかるんでしょう??
しかも、どうしてここに立っているんでしょう??
チャーリーは昔と全然変わらなくて
あの頃のまんまの綺麗で素敵なチャーリーでした。

「チャーリーはANAのスチュワーデスさんだったの!?」

私は風の便りで友人がスチュワーデスになったことは
聞いていましたが、ANAということまでは知りませんでした。
「私は30番の席です。嬉しいよ~、まさかこんなところで
また会えるなんて!!」

どんどんお客様が来てしまうから、私は席の番号を彼女に伝えて
自分の席に向かいました。

そして小さなメモに自分の連絡先を書いて
他のスチュワーデスさんに渡してもらおうと考えました。
同じ飛行機といっても、お部屋が分かれていますし
もう機内でも会えないだろうと思ったのです。
それに私は今回エコノミークラスでした。
彼女はキャリアからいっても、どう考えても
ファーストクラスやビジネスクラスの担当のはずなので
いつかお休みの時間に私の席まで来れるだろうか?
それも難しいかもしれないな・・と思いました。

でも、神様はそんなことはしませんでした。
チャーリーは、私の席の前にいました。
チャーリーは私のお部屋の担当だったのです。

私は本当にこんなことがあるのか?とおもうのですが
本当におこったことなのでミラクルとしか言いようがありません。

実は成田で、パスポートを自動チェックの機械にとおした時
何度やっても私のパスポートはエラーになりました。
な・・なに?と焦った私。(@_@;)
一番初めからつまずいちゃったの?と思ったら
実は私の席は非常口の後ろだというのです。
この席に座る人は、緊急の時に脱出するお仕事を手伝って
いただくことになるんです。そこで了解をとるために
こうなっています・・とのこと。
いいですか?と聞かれ
「もちろんいいですよ!特に力仕事なんかは得意です」と言いました。
「不思議なんですが、いざというときだけは火事場の馬鹿力が出て
すんごい力持ちになるんです。」
ANAの方は「それではぜひぜひ、ここに座ってくださいね!」と
笑いました。

どんなところかなぁ・・と座ってみたら、
そこは前に座席がないので足が楽で
目の前はスチュワーデスさんがお茶やコーヒーを用意する
パントリーになっていました。

飛行機が無事に離陸して
嬉しい気持ちでいっぱいのわたしに
とどめは目の前に働いているチャーリー!
c0117635_0291928.jpg

なんでチャーリーが私の周りで働いているのか
よくわからないけど
綺麗なチャーリーがニコニコして働いているのを見ていました。
c0117635_0293949.jpg

c0117635_030666.jpg

彼女の仕事ぶりをみていると、つくづく天職
そういう言葉が浮かびました。
そして、こんなことが私におこったということは
神様か、御先祖さまか、守護霊さまか、妖精さまか
よくわからないけれど、とにかく私の旅をものすご~く応援してくれて
よかったね~!と思ってくれている見えないひとたちがいて
「コングラチュレーション!!」な~んて言って
その気持ちを伝えるためにしてくれたんだ!と思いました。

私は嬉しくてただただ、涙がとまりませんでした。
自分の我儘を通したんじゃないのか?という気持ちが
ずっと私にはありましたが
それは違うと、それでいいんだよと言われたんだと
私は全部理解しました。
c0117635_0304360.jpg

[PR]
by tukurokka | 2011-01-10 00:30